エントリーが早すぎる
何年やってもデイトレードで勝てない。
こういったとき、エントリーが早すぎるのではと、
疑って見る事も必要です。
私は10年以上fxをやっていますが、
勝てないときが長く続きました。
しかし、あるポイントを理解することで治す事ができました。
そのポイントは次の3つあります。
1.大きな相場に専念する。
2.インサイドデイを理解する。
3.市場の構造を理解する。
これを順に解説します。
1.大きな相場に専念する。
1日のうち大きな動きがあるのはわずかなので、
スキャルなどで儲けるには、大きなLotsが必要になります。
しかし、大きなLotsでは損失も大きくなり、
負けた時、致命的になってしまいます。
スキャルなどでトレードの回数を増やしても、
長期トレンドに引っ掛かり、
儲けが吹っ飛んでしまうことになります。
結局小さなLotsで大きな長期トレンドを狙うのが
一番良いことになります。
ここが相場の難しさです。
2.インサイドデイを理解する。
インサイドデイという言葉は、
トレードのコンテストで優勝した、
有名なラリーウイリアムズの本の中に出てきます。
インジケータを使う必要もなく、
これを理解するのが一番シンプルなのでこれを解説します。
インサイドデイの定義は「その日の値幅が前日の値幅に収まる日、
高値が前日より安く、安値が前日より高い日」というものです。
簡単に言うと、前日より値幅が小さくなった時です。
インサイドデイはもみ合いに入ったことを意味しています。
ここでひと相場終了し、次の新しいトレンドに入る前の段階です。
この後の動く方向がトレンドとなっていきます。
こういった日に注目します。
インサイドデイは確率的なものですが、
今までの経験から、かなり高い確率で発生しています。
3.市場の構造を理解する。
画像を見てもらうと一目瞭然だと思います。
青色は短期、赤色は中期、緑色は長期です。
短期の安値、高値から出発して長期の安値、
高値を捉えていきます。
簡単に言うと、短期の高値は、その前日の高値より高く、
その翌日の高値より高い日、と定義します。
短期の安値は、その前日の安値より安く、
その翌日の安値より安い日、と定義します。
その後、短期の高値、安値から、
同じように中期の高値、安値を定義します。
そして、中期の高値、安値から、
さらに同じように、長期の高値、安値を捉えます。
詳しい定義はラリーウイリアムズの本に譲りますが、
トレンドはこのようにして捉えた、
長期の安値、高値に注目していくことになります。
長期の安値、あるいは高値が
徐々に成長していくと考えることで、
短期、中期のトレンドに惑わされないようにします。
こうすることで、
「早くエントリーしてしまう」という問題は解決できます。
今回は
1.大きな相場に専念する。
2.インサイドデイを理解する。
3.市場の構造を理解する。
この3つについてお伝えしました。
まとめ
fxをやっても勝てなくてイライラする
fxは初心者なので全然勝てない
長くfxでデイトレードをやっているが勝てない
自信過剰バイアス
fxで逆張りしたが勝てない
fxで裁量トレードをやっているが勝てない
fxのシストレで勝てない
fxのチャートパターンで勝てない
fxを順張りでやっても勝てない
fxがダウ理論で勝てない
fxで勝てない仕組み/パターンには共通性
FXのEAで勝てない